2007年06月22日

新人

新人

問題点

開発現場の人材確保は、なかなかスムーズにいかないケースが多いですね。そこには、こんな問題点があるように思います。
  1. マネージャ(もしくはそういう立場の人)が技術的なスキルについての知識を欠いている。
  2. 現場からマネージャへの人材の要求のタイミングが遅い。
  3. 新人教育のシステムがない。(OJTという名の現場への押しつけ)

原因と解決策

原因と解決策は、以下のようなことにあるのではないでしょうか。
  1. マネージャ(もしくはそういう立場の人)が技術的なスキルについての知識を欠いている。
    マネージャは技術者ではありませんので、技術的スキルについての知識を持っていないのは当然だと私は思います。
    ですので、採用する技術者を選考する場には、絶対に技術者がいるべきです。
    技術者を評価できるのは技術者だけなのですから。
  2. 現場からマネージャへの人材の要求のタイミングが遅い。
    どれだけ優れた新人が採用できたとしても、開発チームに新しいメンバーを迎える際には、一時的にチームのパフォーマンスは阻害されます。
    理由はいろいろあります。
    例えば現在のミッションの内容を理解するまでは、新人の生産性は非常に低いままで、そればかりか説明やレビューのために、既存メンバーの足を引っ張ることになるからです。
    他に、コミュニケーションギャップの問題などもあります。
    つまり、困ったときにパワーを増やしたかったら、実際に困った事態になるかなり前に新人を確保し、準備しておく必要があるのです。
    それをするためには、非常に予定スケジュールと実績の追跡が重要になります。
    ただ、単に遅れが出たら誰かに責任を取らせるためのスケジュールでは意味がありません。
    予定と実績のギャップの推移は、予定の実効性を確かめ、見直すためのものであり、ここから未来を予測するためのものです。
    この辺に関しては、機会があれば改めて詳しく述べたいと思います。
  3. 新人教育のシステムがない。(OJTという名の現場への押しつけ)
    OJTというのは、かなり都合がいい使われ方をしている言葉で、しかもすごく流行ってます。
    新人教育システムを作るのが面倒なら、何も知らない新人をいきなり現場に突っ込んで、これを「OJT」と言ってしまう。
    それだけで、まるで新人教育システムができあがっているかのように見せることができるのですから。
    私はたまに転職サイトを覗いてみたりするんですが、求人に「OJT」という言葉があったら、「ああ、この会社は新人教育システムを持ってないんだな」と判断します。
    ところで、この「新人教育システム」というのは、マネージャや役員さんや事務員さんには、作ることができません。
    技術を知らない人が技術者に何を教えたらいいかなんて、わかるはずがありませんよね。
    そう、新人教育システムの確立も技術者の役目なのです。
こうして見ていくと、全てではありませんが「人材確保がスムーズにいかない」ことを解決できるのは技術者のようです。
こういったことをマネージャをはじめとする技術者以外の人のせいにして、その人たちに解決を迫っている技術者をよく見ますが、もう少し冷静に状況を分析してみた方がいいのでは?と私は思います。
posted by craftsman at 00:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ
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