2007年08月07日

初めて学ぶソフトウエアメトリクス~プロジェクト見積もりのためのデータの導き方

 ソフトウェア開発のスケジュール管理、工数管理はうまくいっていますか?

 納期は守れてますか?
予算や工数は超過していませんか?
無理な残業は?

 この本は、ソフトウェア開発プロジェクトを掌握し、制御するためのメトリクス(測定基準)について、教えてくれます。
 ソフトウェア開発プロジェクトは、制御が難しいと感じていらっしゃるなら、それはもっともなことです。

 ソフトウェア開発は、およそ人間が行う作業の中で、最も複雑なものの一つです。
したがって、開発の工程の最初から最後までを完全に予測することは、ほとんど不可能です。
つまり、作業自体が困難なだけでなく、予測不能の事態が発生することが、どうしても避けられないのです。

 さらに、近頃のソフトウェア開発は、常に仕様変更に対応できることが求められています。
現在の変化の早い社会の中で、ビジネスシーンにしろプライベートシーンにしろ、ユーザ自身も絶えず激しい変化にさらされています。
ソフトウェアの完成時のニーズが、見積もり時や要求仕様策定時のニーズと完全に一致することは、ほとんどないでしょう。
ソフトウェアを開発している間に、ユーザがおかれている状況が変化するからです。
つまり、仕様変更に対応できないということは、ユーザのニーズを満たせないということなのです。

 こんな状況の中で、どうすればソフトウェア開発プロジェクトを制御することができるのでしょうか?
変化に対応できるスケジュール管理、工数管理とはどのようなものなのでしょうか?

 多角的な実績データを記録すること、リアルタイムに状況を把握して未来を予測すること、そして継続的に蓄積していくこと。
これがその答えです。
そして、データが意味するところを充分理解しておくことは、もちろん最も重要です。
具体的にどんなデータを集めればいいのか、どのデータがどういう意味を持っているのか、そのデータからどうやって未来を予測すればいいのか、蓄積したデータをどう生かせばいいのか、この本が教えてくれます。

 データの記録や未来予測のための計算とグラフ化など、いろいろな部分を自動化することで、より確実な計測やリアルタイムな予測を実現することができます。
自動化の考え方については、達人プログラマー―ソフトウェア開発に不可欠な基礎知識 バージョン管理/ユニットテスト/自動化が参考になると思います。
posted by craftsman at 02:06 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミングの本
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